院長からのご挨拶

【山村祐靜堂鍼灸院 院長】山村 祐二(やまむらゆうじ)

院長挨拶

こんにちは。
山村祐二(やまむら ゆうじ)です。 


星の数ほどあるホームページの中から山村祐靜堂のホームページに御訪問頂き有難うございます。山村祐靜堂の事を理解して頂くには、先ず私の事をお話しするのが宜しいと思います。

1984年(昭和59年)に開業致しました。今までに色々な施術を手掛けてまいりましたが、段々妊娠希望で御来訪の方が多くなりましたので、2010年より妊娠希望専門の山村祐靜堂鍼灸院に生まれ変わりました。

私の父親は普通の会社員で母親は専業主婦でした。その両親の3人の子供の末っ子に生まれ、親戚縁者にも鍼灸、マッサージ整体等をしている者は1人も存在致しません。

そんな私が何故鍼灸師になったのか? その辺りの事をお話し致します。

なぜ鍼灸師になったのか?

工業高校を卒業して自動車の会社で整備工をしておりましたが、2年半勤めて会社を退社致しました。少しの期間何もせずにいました。そんなある日、母が友人の息子さん(鍼灸師の佐藤祥平先生)に施術を依頼して我が家に佐藤先生がいらっしゃいました。(昭和50年10月頃でした)

母の施術が終わりました。(何故か母への施術を見ていました)母が一言、「あなたも施術を受けてみたら?」。少し腰に違和感が有ったのでお願いする事にしました。

初めて鍼の施術を受ける事になりました。鍼を刺す痛みが全然無い事に驚きました。むしろ心地良い感じでした。

短い時間の施術だったような記憶が有るだけで、どのような箇所に鍼を刺したのかは全然覚えていません。施術が終わると腰が凄く楽になりました。腰が楽になったので「肩の鍼もしてください!」と頼みました。佐藤先生は快く引き受けて下さいまして、肩の施術もして頂きました。肩もすっかり楽になり、「鍼灸って良いんだな~」と思いました。

施術後に佐藤先生と色々な話をして、鍼灸学校は3年間通う事や免許を取得すれば独立できる事が分かりました。何より人に奉仕する事が出来て、更に独立出来る職業に魅力を感じました。

この数日後から入学試験に対しての猛勉強が始まりましした。教科書を読んで覚える等と云う事を、社会人になってからはしていませんでしたので、大分苦労しました。

在学中に佐藤先生の紹介で名倉小倉整骨院の中島久夫先生のお世話になりました。中島先生は優れた柔道整復師で(骨折を正確に整復して正す事が出来ます。現在の整骨の先生は骨折をみる事が出来ない先生も多いです)、ここで中島先生の施術を見る
事が出来たのはとてもラッキーで、尚且つとても勉強になりました。

鍼灸学校の卒業が迫った頃に、中島先生から「授業料は出してやるから柔道整復師の学校に行ってみてはどうか?」という、有り難いお薦めが有りましたが、鍼灸師として独立しようと思っていたし、早く鍼灸師としての修行をして世に出たい!と考えていましたので固辞いたしました。やや後悔もしていますし、これで良かったんだと云う思いもあります。

今にして思えば、ブラブラしている私を見て母がどうにかしようと考えて、佐藤先生に「鍼灸師になるように奨めてください」と依頼したのではないかと思います。ものの見事に母の思惑通りに事が運んでしまいました。(この事は心の中でずっと感謝しています)

来院いただいた患者様にも私が体験したときの感動や驚きを味わってほしいと考えております。

山村祐靜堂に御来訪された方に、私が初めて鍼灸の施術を受けた時の感激や驚きを味わって頂きたいと思います。

そして鍼灸の時間は私にとっては普通の日常ですが、御来訪された方にとっては特別な非日常的な時間である事を認識して、誠意をもって施術を致します。 

全ての施術を私が責任を以って致します。04 山村祐靜堂鍼灸院